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「元のMicrosoftアカウントにログインして回復キーを確認」を他のパソコンで行う方法。二段階認証であればメールアドレスとパスワード、本人スマホへのSMSが確認できないとできないのでしょうか。
他のパソコンから元のMicrosoftアカウントにログインして「BitLocker 回復キー」を確認する具体的な手順と、二段階認証を突破するための注意点について解説します。
1. 他のパソコンで「BitLocker 回復キー」を確認する手順
別のパソコンやスマートフォンのブラウザ(Microsoft Edge、Google Chrome、Safariなど)を使って、以下の手順で確認できます。
回復キー確認ページ(Microsoft公式)にアクセスする
ブラウザで以下のURLを開きます。 👉 [https://account.microsoft.com/devices/recoverykey](https://account.microsoft.com/devices/recoverykey)
故人(または所有者)のMicrosoftアカウントでログインする
メールアドレス(@outlook.com、@hotmail.com、@gmail.comなど)とパスワードを入力します。
二段階認証(本人確認)をクリアする
画面の指示に従ってコードを受け取り、入力します。
回復キーの一覧が表示される
アカウントに紐づけられているパソコンの「デバイス名」と「48桁の数字(BitLocker 回復キー)」が表示されます。
ロックされているパソコンの画面に表示されている「キー ID」の先頭8文字と一致する回復キーを探し、入力します。
2. 二段階認証は「メール」「パスワード」「スマホのSMS」がないとできないか?
結論から言うと、「ID(メールアドレス)」「パスワード」「二段階認証コード(SMSやメール)」のいずれかが欠けていると、通常のログインはできません。
特にご遺族が作業される場合、以下の2つのパターンで壁にぶつかることが多くあります。
パターンA:スマホ(SMS)が受け取れない場合
状況:携帯電話の契約をすでに解約してしまっていたり、スマホの画面ロックが開かずSMSが見られない場合。
対処法:
別の連絡先(バックアップ用メールアドレス等)がないか確認する:二段階認証の選択肢で「SMS送信」以外に「連絡用メールアドレスへ送信」が選択できる場合があります。
【重要】スマホの契約は一時的に残しておく:第4回の記事でも解説した通り、デジタル遺品整理において「携帯電話の回線」は最後の命綱です。回復キーの取得や各種手続きが完了するまでは、契約を解約しないでおくのが鉄則です。
パターンB:パスワードや認証手段が完全に失われている場合
状況:パスワードも分からず、二段階認証のSMSも受け取れない場合。
対処法:
ログイン画面にある「すべての情報が失われた場合(セキュリティ情報の置き換え)」というリンクから、新しい連絡用メールアドレスを登録してアカウントの回復を申請します。
【注意】 この手続きを実行すると、Microsoftのセキュリティ規定により30日間の待機期間が発生し、その間は回復キーなどのセキュリティ情報にアクセスできなくなります。
💡 遺族・相談対応におけるワンポイントアドバイス
「Microsoftアカウント=Windows起動時のログイン情報」であることが多い パソコン起動時に画面に表示されていた名前やメールアドレスが、そのままMicrosoftアカウントのIDになっているケースがほとんどです。
印刷された「回復キー」や「PDF」が残っていないか探す パソコン購入時や初期設定時に、本人が「回復キー」を紙に印刷して書類と一緒に保管していたり、USBメモリ内にPDFとして保存している場合もあります。
もしMicrosoftアカウントからの回復キー取得がどうしても不可能な場合は、暗号化されたドライブから自力で解読・復元することは現代の技術ではほぼ不可能なため、物理的にドライブを初期化してパソコン自体を再利用するか、専門の高度データ復旧業者への相談を検討する流れとなります。