ようこそ【デジタルシニア編集長】 あなたの人生の物語を「最高のデジタル作品」に編集・昇華。 古いネガやVHSのデジタル化から、プロの構成による自分史動画制作(パソコン編集)、 終活事務までトータルサポート。長年のキャリアを持つプロが、あなたの想いの継承を全力で支援します。 MASAプランニングラボ
「お父さん、お母さん。いつもありがとう」 そう言って、誕生石のアクセサリーや、予約の取れない懐石料理をプレゼントしたことはありませんか? 喜んでくれる顔が見たくて、私たちはつい「形のあるもの」や「豪華な体験」を探してしまいます。
しかし、ふと思うのです。親が本当に欲しがっているのは、モノや食事そのものなのだろうか、と。
33,000円の動画が教えてくれた、本当の「贅沢」
ある60代の女性から、80代になるお母様への贈り物としてご相談をいただいた時のことです。 その方はこれまで、節目ごとに高級な温泉旅行やブランドのストールを贈ってこられました。でも、お母様の反応はいつも「もったいないわ、自分たちで使いなさい」という、どこか遠慮がちなものだったそうです。
そこで今回は、趣向を変えてみました。 お母様の若い頃のモノクロ写真、子育てに追われていた頃のアルバム、そして最近お孫さんと笑い合っているスマホの動画。それらをお預かりし、3分間の映像にまとめました。
お誕生日の当日、都内のレストランで食事をした後、彼女はそっと自分のタブレットをお母様の前に置きました。
流れてきたのは、慣れ親しんだ家族の顔と、お母様が歩んできた激動の昭和・平成の足跡です。BGMには、お母様が大好きだった古い流行歌を選びました。 動画が終わったとき、お母様は泣いていました。高価なプレゼントをもらった時とは違う、深く、静かな涙でした。
「私、一生懸命生きてきてよかったわ」 絞り出すようにそう言ったお母様の顔には、それまでの「遠慮」ではなく、自分の人生に対する深い「納得」と「誇り」が溢れていました。
もし、あなたの食卓でこの動画を流したら?
高級な会食は、その瞬間は華やかですが、やがて記憶の隅へと追いやられます。 しかし、「自分の人生を肯定される時間」は、その後の毎日を支える心の糧になります。
想像してみてください。 いつもは小言ばかりの親御さんが、自分の若かりし日の写真がスクリーンに映し出された瞬間、背筋をスッと伸ばして当時の思い出を語り始める姿を。 「お父さんは、こんなに立派に家族を支えてきたんだね」 「お母さんの笑顔、今の私にそっくりじゃない」 そんな会話が食卓に流れるとき、そこには数万円の食事代では決して買えない、至福の時間が流れます。
33,000円。それは、プロに頼む大掛かりな自分史制作に比べれば、ささやかな投資かもしれません。しかし、その「3分間」には、親御さんがこれまで積み重ねてきた数十年という歳月の重みが、キラキラとした光の粒のように凝縮されています。
デジタルシニア編集長からの約束
私は、長く印刷や地域メディアの世界に身を置いてきました。紙に刻まれた文字や写真が持つ力を、誰よりも信じています。
しかし、現代というデジタル時代において、それらの「静止した記憶」に再び命を吹き込み、家族の間で循環させることこそが、今のシニア世代、そしてその子世代に必要なことだと確信しています。
デジタルシニア編集長は、単に動画という「データ」を作るのではありません。 「あなたの人生は、こんなに素晴らしかった」と、家族全員で拍手を送るための「場」を作ります。
完成した動画をお渡しするのは、私たちの仕事のゴールではありません。 それを見た親御さんが、「明日もまた元気に過ごそう」と微笑んでくれること。そして、それを見守るあなたが「この人の子供でよかった」と再確認できること。
私たちは、その温かな対話が続く未来を、心から願っています。