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1. 自叙伝との違い
自叙伝・自伝:
著名人や成功者が、自身の事業や功績を記録し、広く世に出すことを目的とすることが多いです。
立志伝としての意味合いが強い傾向にあります。
自分史:
世間一般の人(平凡に暮らしてきた人)が、自身の半生や生涯を書き綴った記録という意味合いで使われることが多いです。
出版を目的とせず、家族や身近な人への贈り物、自己理解、生きがいの再確認などを目的として作成されるケースも多くあります。
つまり、「自分史」は、特別な功績の有無にかかわらず、誰でも自分の人生を記録に残すという点で、自叙伝よりも広い意味で用いられます。
2. 他の関連するもの・広義の意味
「自分史」は、その形式や目的によって、以下のようなものと関連付けられます。
特に、近年では「就活」や「終活(人生の総括)」の一環として、自己理解や家族へのメッセージのために自分史を作成するケースが増えており、その意味合いは多様化しています。
1. 【基本型】年表・時系列型(ヒストリー記録)
これはご指摘の通り、最もシンプルで標準的な自分史の形式です。
目的: 人生の出来事を客観的、網羅的に記録し、記憶を整理すること。
構成:
年表を軸とし、生まれた年から現在までの出来事を時系列で記述します。
学歴、職歴、結婚、引っ越し、大きな病気などの**「事実(ファクト)」**を基本に、当時の社会情勢や出来事を関連付けます。
それぞれの出来事に対し、当時の写真や簡単なエピソード、感想を添えて肉付けします。
適している人: まずは自分の人生を整理したい人、記憶の抜け漏れを防ぎたい人、家族に**「いつ、どこで、何をしていたか」を正確に伝えたい人**。
2. 【焦点型】テーマ・メッセージ型(想いの伝達)
特定の「想い」や「メッセージ」を伝えることを最優先とするタイプです。ご提示いただいた「家族への思い」などがこれにあたります。
目的: 特定の人物(家族、恩師、友人)への感謝や愛情を伝えること、または特定のテーマ(仕事観、子育て観など)を通じて教訓を伝えること。
構成:
**テーマ(例:子育て、仕事への情熱、趣味)**を最初に打ち出します。
人生の前半、中盤、後半といった年代分けではなく、テーマに沿ったエピソードを抽出して構成します。
例:「私の仕事人生」というテーマであれば、時系列に関わらず「最高の失敗」「最も影響を与えた人物」「達成感を感じたプロジェクト」といったテーマ別の章立てになります。
適している人: 家族や孫に伝えたいメッセージが明確にある人、自分の人生の最も重要な側面に焦点を当てて残したい人。
3. 【深掘型】生き方・価値観型(バックボーン探求)
人生の行動原理や価値観の形成過程に焦点を当て、哲学的な深掘りを行うタイプです。ご提示いただいた「親の代から受け継いだもの」を背景にする自分史がこれにあたります。
目的: 自分の生き方の基盤がどのように築かれたのかを分析し、自己理解を深め、未来への指針を見出すこと。
構成:
単なる出来事の羅列ではなく、「なぜその時、その選択をしたのか」という動機や心の動きを中心に記述します。
親や祖父母からの影響、感銘を受けた本や教え、人生の転機での葛藤といった、無形の財産や精神的な要素に多くの紙面を割きます。
年表は参考程度とし、「私の信念の形成期」「試練と成長の時」といった意味付けされた章立てになります。
適している人: 自己理解を深めたい人、自分のアイデンティティや生きがいを再確認したい人、人生の深い考察を後の世代に残したい人。